この記事の要約
- バンドスコアを開いたものの、謎の記号の多さに圧倒されてそっと閉じてしまった失敗談(?)です。
- 初心者が最初からすべての譜面記号を暗記することの難しさと、整理しておくべきポイントをまとめました。
- 難しい暗号解読をスキップして、効率よくドラムを楽しむための「遠回りしない譜面の読み方」を紹介しています。
初心者にすべての記号を求めるのは酷すぎる
「よし、曲の練習を始めよう」
そう決めて開いたバンドスコアのドラムパート。そこで私を待っていたのは、音符に「×」がついた謎の暗号の羅列でした。
あらかじめネットで読み方を調べてはいました。「ドラム譜にドレミはない」とか「五線の場所によって叩く太鼓が違う」とか。
でも、正直なにも分からなかった。
いざ実際の譜面を前にするとどれも同じオタマジャクシに見えるし、目で追ってみても手足がどう動くのか全く想像できない。教則本に頼ろうにも、10種類以上ある記号をいきなり覚えろと言われても脳が拒否する状態。結局、情報の多さにパンクして、そっとスコアを閉じてしまいました。
教則本の「完全な読み方」は本当に正解なのか?
ネットでも教則本でも、まず間違いなく勧められるのが「すべての楽器の記号を覚えること」。確かに、これが王道と呼ばれるのには理由があります。
- 正確な演奏: 作曲者の意図通りに、細かいニュアンスまで再現できる。
- 複雑なフィルイン: タムやシンバルを多用するフレーズに対応できる。
ただ、ここで一つの疑問が浮かぶ。この標準的な読み方は、果たして「今の私」にとっても標準なのでしょうか?
教則本に載っている読み方は、プロを目指す人や中級者以上のドラマーも含まれています。彼らにとっての常識が、ドラムを始めたばかりの私にとって難しすぎると感じるのは、実はごく自然なことだと思います。
「基本の3つ」だけでいいのでは?
そこで私が見つけたのが、王道の全暗記よりも圧倒的にハードルが低い「3つだけ覚える」という方法です。
| 楽器名 | 譜面での見た目 | 役割 |
|---|---|---|
| ハイハット | 一番上の「×」マーク | チッチッとリズムを刻む(右手) |
| スネアドラム | 真ん中あたりの「●」 | タンッ!と叩くメインの太鼓(左手) |
| バスドラム | 一番下の「●」 | ドスン!と踏む低音の要(右足) |
この3つの記号以外は、いったん全部無視してしまいます。
暗号の解読能力が魔法のように上がるわけではない。でも、実際に練習を始めたときに、脳の疲れ方が明らかに違ってきます。覚えることをわずかに減らすことで、無駄な思考のフリーズが減り、その結果、嫌にならずに練習を続けられるようになるのです。
実際に試してみたリアルな感想
後日、改めてこの「3つだけルール」で譜面を開き直しました。
最初見た時に感じた「譜面に遊ばれている感じ」が、この方法ではスッと消えていた。劇的に叩けるようになるわけではないけれど、自分が今どこを叩けばいいのか、手の延長として譜面を扱える安心感がありました。
「じゃあ、タムやシンバルが出てきたらどうするの?」と思うかもしれません。
その時は、実際のドラムセットの見た目とリンクさせて「上の方に書いてあるから高い音の太鼓だな」「枠外の×だからシンバルだな」と、直感的に捉えれば十分です。
まとめ:迷う時間を「叩く時間」に変えましょう
こだわりがない人(まだ知識がない人)こそ、まずは「分かりやすさ」で選んでいいと思います。
王道の暗記法がしっくりこないなら、無理に合わせる必要はない。もしあなたが譜面の前で立ち尽くしてしまったら、迷わず「ハイハット・スネア・バスドラム」の3つだけを目で追ってみてください。
すべての記号を読むことへの挑戦は、慣れてからでも全然遅くない。まずは自分に合ったシンプルな読み方で、ドラムを楽しみましょう。
\ 独学に限界を感じたら、プロに教わるのが一番早い! /



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